写真は3年ほど前、神奈川県観音崎の海です。最寄り駅は浦賀ですがペリーはいませんでした。
この日は用事()があって行ったのですが、撮った写真はほぼこれ1枚。
海が写ってるだけ。
水と空があまりにきれいで思わずスマホのシャッターを切ったのです。
写ってるのは海と空だけなんですが、このたった1枚の写真からいろんなことを思い出します。
行きの鉄道に乗った時のワクワク感。
最寄り駅から現地までのバスで行ったのですが、道路がくねくね曲がってて、混雑も相まって乗ってるの大変だったこと。
現地に着いた時の「来たぞー!」って開放感。
様々な催し()。
海を見ながら食った出店のカレー。
坂になってた芝生の感じ。
心地よい風。
帰り道の充足感。
これが「思い出」ってやつなんですね。
写真って、思い出になるんですね。
そして、もうこの頃には戻れないと思うと、涙が出そうになるのです。