最近は行く先々でドトールがあるので助かってますが、見つからない時はマクドナルドにも入ったりします。100円玉で買えるぬくもりを求めて。まあ今時期はアイスコーヒーですけど。
それでまあ時々マクドナルドに入ると、いっつも混んでる気がするんですよ。レジには行列できてるし席はほぼ満杯だし。あれだけ業績悪い悪い客足遠のいてる言われてる割に。現場の店員さんは忙しそうな中でも笑顔でテキパキやってるし。
どうやら、100円(あるいは安価)に時間潰すような客ばっか来てるってことらしいんですよね。私がそうであるように。まともに食いたい人は、まあ避けられているんでしょうね。いろいろありましたし。
私が普段利用しているドトールとかサンマルクカフェとかサブウェイは、行列はできるけどわりとすぐ解消されるし、席もだいたい座れる。これらの店は先に席を確保するのを推奨してるのもあるけど。
で、ふと気付いたんですよ。
マクドナルドってレジ複数台あって、それぞれに列作ってるんですよね。店によってはフォーク並びもありますけど。でも注文終わって「右側でお待ちください」って言われると、それはお前にとっての右なのか俺にとっての右なのかよくわかんないし、結局レジ周りにレジ待ってる客とモノ待ってる客がぐしゃってたかってるように見えるんですよね。おまけにマクドナルドの席って基本的に「さっさと食ってとっとと出て行け」な回転率重視なので、椅子もしょぼいしカウンターも狭い。長居できる作りになってない。にもかかわらず俺みたいな単価の安い客とかがいつまでもだら〜っとしてる。だから混んでて店員さんも忙しいのに売上が上がらない。食おうとすればすぐ600円700円とかいってしまうからそれならサイゼ行くわ、的な。
で、ドトールとかサンマルクカフェとかサブウェイってレジ1台なんですよね。それでいてマクドナルドのような過酷な行列はあんま見ない。というか、レジに平行に並ばせているので並んでる間に注文考えたりできるんですよね。サブウェイなんてまさしく並びながら注文するわけだし。
<マクドナルド>
== レジ == レジ ==
客 客
客 客
客 客
客 客
◯客が並んでる間何もできない(イライラ)かつレジにたどり着いてから注文なのでレジの回転が遅くなる。メニュー隠すとかもってのほか。レジ前が雑然としてるため新たに店に入ってきた客は並ぶ意欲が失せる。
<ドトールとかサンマルクカフェとかサブウェイ>
== レジ ========
客客客客客客客客
◯客が並んでる間に注文を考えたり、サンマルクカフェやサブウェイでは商品を選んだりできる。レジに到達した時には注文がほぼ終わってるためレジ回転も速い。それがわかってれば多少行列ができてたとしても並ぶ意欲は比較的削がれない。
本来であればレジ台数が多いほうが客をさばけるはずなのに、マクドナルドはそうなってないから、現場の店員さんが忙しいばっかりで売上につながらない。考えてみれば厨房はひとつなんだからレジだけ多くても客をそんなにたくさんさばけるわけじゃないでしょうしね。あとマクドナルドって客行列できてても複数台あるレジを全部使わないですよね。あれは意味不明ですが。
というわけで、安い単価で客の回転率上げるっていう今までのパターンが使えなくなった以上、マクドナルドが学ぶべきは
・席数減らしてでも快適な店内にする
・メニューをわかりやすく見やすくしてトータルで客のレジ待ち時間を減らす
・500円前後である程度食える“値頃感”を出す
こんなところじゃないでしょうかね。
そうなると、最近はじまった、組み合わせ1,000種類以上っていう新メニューも前途多難そうです。仮面ライダーオーズかよ。それだけバリエーションがあるってことは、レジの店員さんとやりとりする機会が増えるってことですからね。
マクドナルド、「スマイル0円」復活 1000通り以上の組み合わせができる「新バリューセット」も - ねとらぼ
新バリューセットでは、サイドメニューに追加料金なしでチキンマックナゲットやサイドサラダなども選べるようにし、ドリンクも全ドリンクが選択可能に。1000通り以上の組み合わせが可能となる。また価格体系は1円単位から10円単位にし、セットメニューの価格は「単品価格プラス300円」で統一する。「メニュー表が分かりにくい」との声を受けて、カウンター上部やレジのメニューデザインを刷新するほか、順番待ちの間に見られる「ハンドメニュー」も導入。
まあ、一番の対策は“まともに食えるものを適正価格で出す”なんでしょうけど。ドトールもサンマルクカフェもサブウェイもちゃんとおいしいしね。上記リンク先にある写真と値段見るとモグモグマックとか底辺の俺でもちょっと躊躇するレベル。
「いやレジの問題って他のハンバーガーチェーンも一緒じゃね?」って、まあ俺も書きながら思ったんですが、まともに食えるもの出してるんではないでしょうか。