上伊由毘男のブログ

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政府が間違いを犯さないという前提で動く国

http://www.bsddiary.net/d/201003.html#24

その昔の冷戦時代、ソビエト連邦の若者達とアメリカの若者達とが、 リアルタイムで衛星回線か何か使ってテレビ会議をやった様子をテレビで放送したのを見たのだが、 中でも印象的だったのは

アメリカの少年「僕達には必要なら自国の政府を批判する自由がある。 でもあなたたちにはそれがない」
ソ連の少女「私達の指導者は間違いを犯しません。なぜ批判する必要があるのですか?」
というやりとり。

今の日本も似たようなものだな。
日本の場合は思考停止っていうか、良し悪しを自分の頭で考えて判断することをしない。批判する人を「わがまま」とし、お上や会社の言う事はただただ黙って受け入れてしまう。自分たちが奴隷になってることも気づかないどころか、それが立派な「社会人」「大人」だと思ってる。
旧共産圏とそっくりやね。
だからネットの言論や多様な表現をすぐ規制しようとするんだろう。言論、表現、思想信条の自由がどれほど大事かわかってれば、それを侵されることがどれほど非人間的かわかってれば、そういう方向にはいかないはずだ。