上伊由毘男のブログ

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この夏はテレビ見続けて死ぬかテレビ消して生き残るかの二択

この四ヶ月、節電という言葉を聞かない日は無かったほど叫ばれているが、一方でこの猛暑の中、エアコン使わずに熱中症で死人まで出ている。


熱中症による国内死者数、昨年の4倍に−エアコン利用自粛で危険増大 - Bloomberg.co.jp

夏の気温が平年よりも高い中での節電努力は、熱中症により過去最高の1718人の死者が出た昨年同様の事態が繰り返される恐れがある。


昨年の熱中症死亡者は1718人 65歳以上が8割占める 「暑い日はエアコンや扇風機を」厚労省訴え - MSN産経ニュース

 今夏は原発事故の影響で節電が叫ばれるなか、エアコンの使用を控えることによる熱中症患者の増加が懸念されており、厚労省は「気温や湿度の高い日には無理にがまんせず、適度にエアコンなどを使用し、熱中症を予防してほしい」と訴えている。


節電というと真っ先にヤリ玉にあがるエアコン。扇風機が売れまくったという話も記憶に新しい。
ところが、エアコンよりはるかに電気喰い虫な家電がお茶の間の中央に居座っている。
テレビである。


震災復興に向けた緊急対策の推進について〜第6回提言 家庭における節電対策の推進〜 | 野村総合研究所(NRI)


この調査によれば、テレビ1台消すだけでエアコン約2台分の節電ができるという。
あるいは、エアコンの温度調整(温度を上げる)をやっている方もいるだろうが、これまた節電効果はテレビのほうが4倍だという。
言い換えれば、暑い中エアコン付けなかったり設定温度上げてたりしても、テレビ付けてたら焼け石に水だし、テレビさえ消せば、エアコンはこれまでどおり使っても充分な節電になる。もちろんエアコン使わないに越したことはないが、死ぬまで我慢することはない。


ここから導きだされる結論はただひとつ、最強かつ真っ先に行うべき節電はテレビを消すことであり、暑ければ迷わずエアコンを使うことだ。


ところが、政府などは節電節電と言いながら地デジ地デジ地デジ地デジと訴え続けている。熱中症予防より、放射線情報より、地デジ地デジ地デジ地デジ!地デジ地デジ地デジ地デジ!アナログ終了まであと○日!地デジの準備はお済みですか!テレビ見れなくなりますよ!と税金を使ってしつこく迫ってくる。テレビ見なくても死なないのに!


なんだこの国。


エアコン使わずに死ぬ人は現に発生してるが、テレビ見なくて死んだ人というのは寡聞にして知らぬ。


まずテレビ消せ!エアコンの温度いじる前にテレビ消せ!


情報?ネットもラジオも新聞もあるだろうが。ラジオなんて震災直後には売れまくったのにみんなもうラジオの重要性忘れたのか。夏でも冬でも地震はいつでも起こるんだぞ。お年寄りなんてなおさら、テレビが無い時代知ってるんだろうから、ネットは難しくてもラジオからなら情報収集に困るまい。


だいたい、震災直後は横並びかつ無思慮に興味本位の映像を流し続け、被災地以外にも恐怖と不安を拡散してたくせに*1、半年もたたないうちにテレショップやグルメ情報や芸能人のバカ騒ぎばかりやってる地上波キー局にもはや公共性を語る資格はない。


テレビなぞ不要だ!地デジなんぞ不要だ!


この夏はまずテレビを消そう。それが、節電とあなたの健康を両立させる。



え?なでしこジャパン見たい?夜中だったら大丈夫なんじゃないっすかね。


※続きはこちら→ 熱中症を放置しテレビを買わせるという国策 - 人は働く機械ではない