プレステのゲーム「グランツーリスモ」が映画化される、それも、グランツーリスモで腕を磨いたプレイヤーが本物のレーシングドライバーになる話と聞いて、コロコロコミックのホビー漫画みたいだなあなどと思ったらなんでも実話を元にしているらしい。それでぐっと興味がわいてきて観てきた。
とにかくレースシーンの迫力がすごい。
一方でストーリーの方はあたかも主人公がトントン拍子にレーシングドライバーになってるように見えてしまって、あんまハラハラドキドキしなかった。それだけの才能があったからこそレーシングドライバーになれたという意味に受け取った。家に閉じこもってゲームばかりやってるもやしっ子が、どうやって何Gも受け止める肉体を作ったのか興味があったのだが、そういうシーンはなかった。
最後の方でいきなりル・マンに挑戦するあたり、才能があったからできたんだよですませてるんだろうか。
もう少しストーリーに起伏があると良かった。