ネタバレしないと感想もおちおち書けないのでネタバレで行きます。本作だけではなく、TV版と2015年劇場版と今三部作の前作「罪と罰」を観てること前提に書いていきますのでよしなに。
なお、「罪と罰」の感想はこちら。
「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1『罪と罰』」 を観てきました - 上伊由毘男のブログ
http://skicco2.hateblo.jp/entry/2019/01/28/233059
今回もまた、俺PSYCHO-PASSそこまで好きだったかなあとか思いながら劇場行きましたが、むっちゃ面白かったです。劇場行って良かった。あ、そういや俺が行った劇場では「罪と罰」もまだ上映してたので切符買う時「サイコパスのツーで」って気をつけて言いましたよ。
まず出てくる双胴のヒコーキがかっこいい。プロペラとジェット?と両方付いてるようなの。それにしてもあれどこから操縦してるんだろうな。沖縄から東南アジアまで電波とどくのか?ってかそんな距離で遠隔して乗っ取られる可能性とか増えない?
戦争シーンとか2回あるテロシーンの爆発音の迫力がすごかった。普通に驚いた。特にテロシーンは全く予想できない状態でズドドドドってくるのでショッキングさが増していた。
ドミネーターわりと使えない。いざとなったら物理でぶん殴るぐらいしか使い道ないような。やってないけど。2015劇場版の時も思ったが、普通の火器相手とか格闘戦だとドミネーターだめだな。政治的にもドミネーター向けられない相手とか判定できない相手とかいるし。
登場人物が、この仕事向いてないんです、向いてないかも、みたいに言ってて驚いた。シビュラシステムの社会の中でそんなこと言って大丈夫なのか。シビュラに疑いを持つ時点で色相濁ったりしないんだろうか。転職もシビュラシステムが面倒見てくれたみたいだけど。この世界におけるもろもろの政治制度ってどうなってるんだろう、そういう中での生活してると人間の行動や考え方ってどうなるんだろうって興味深い。
それはそれとして、最後にリーサル・エリミネーターぶっぱなすの気分いいな。暴れん坊将軍の「成敗!」的な。
「罪と罰」の青森(六ヶ所村?)とか今回の辺野古とか、なかなかセンシティヴなネタを差し込んでくる。そして黒幕に手を出さないあたりも日本っぽくて良い(作品としてね)。
今回はTVシリーズの前の話だったので、宜野座が以前のキャラで、そうそうこいつこういうやつだったよな、なんで最近普通のイケメンになってるん?とか思い出して一人でウケてた。