上伊由毘男のブログ

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食品異物混入では大騒ぎでも過労死には無頓着

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食い物の恨みは恐ろしいと申しますが。


私がかつてコンビニで店長をやっていた頃、冷やし中華に虫が入っていたってクレームがありまして。もちろん返金も謝罪もしましたし、本部にも報告しました。
でも、それだけだったんですよ。同じラインで作った冷やし中華回収とか、冷やし中華製造中止とかにはならなかったです。


そこへいくと最近はペヤングといいマクドナルドといい大変だなあとは思います。
かつての焼肉酒家えびすだとか雪印乳業とかみたいに実際に死者や被害者が発生したりすればもちろん厳しく処断されなければいけません。
なにせ人間が口にするものですから、今被害者が出てない場合であっても、それはたまたま運が良かっただけとも考えられ、放置すれば大被害が出るかもしれませんから、食品については法令を順守することはもちろん、細心の注意を払っていただきたいと思っております。


一方で、過労死を出した企業に対しては、関心が高まってないなあと感じてます。人が死んでいるのに。
もはやブラック企業の代名詞にもなったワタミ*1はもちろんのこと、すかいらーく*2日本海庄や*3、そしてこれまたマクドナルド*4など、誰もが知る大企業から無名企業まで、過労死はあまりにありふれた事件になりつつあります。また、過労死の温床とも言える違法な就労形態や労働環境なども、大きく取り沙汰されることは少ないと感じます。
焼肉酒家えびすは廃業、雪印乳業は廃業的出直しになりましたが、過労死企業は企業としての法的及び社会的制裁を受けることなく、いまだに平常営業を続けています。


食品異物混入で「死んだらどうするんだ!」と怒るなら、過酷な労働環境にも「死んだらどうするんだ!」と非難の目が向けられてもいいようなものですが、そうはなってないように見えます。


どういうことなんでしょうね。