上伊由毘男のブログ

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石井マークのエイサップ鈴木感 ガンダム Gのレコンギスタ第5話「敵はキャピタル・アーミィ」 #gレコ




先週はこちら。


やっぱアレなんですよ。週1話30分の中で、ちゃんとロボットがカッコ良く戦うっていうお約束の中で物語が進むっていうのが大事なことなんだなあと実感します。我々はエヴァ以降の“当たり前じゃないロボットアニメ”に慣れすぎた。その意味では∀ガンダムですら例外でなく(だからといって∀ガンダムが傑作であることに疑いの余地はないですが)。


【注】ファーストインプレッションを大事にしたくてあんまり予習していません。そのためウェブや雑誌で公開されている情報を知らないで書いてる場合があります。


ベルリの母で、キャピタルタワー長官のウィルミット・ゼナムは「法王は、タブーは守られているというだけで」「そもそもキャピタル・アーミィがタブーをやぶっているじゃないか」と憤ります。キャピタルガードから人員を引き抜いて作られたキャピタル・アーミィ。新型モビルスーツも到着しましたから。
トワサンガから流れてきたエルメスの薔薇の設計図の話(よく聴いたらヘルメスじゃなくてエルメスって言ってますね)。これに触れるのもタブー破りになる、と。エルメスと言えば「チューリップだかトンガリ帽子」とすぐ思いつきますが、どうでしょうか。


その新型可変MSエルフブルック。ブースターを使う辺りはギャプランを彷彿とさせますが、変形プロセスや戦い方はギャプラン以上のインパクトでした。ブースター外すときのバラケぐらいとかかゆいところに手が届く演出がうれしいです。
エルフブルックの戦闘シーン超カッコ良かったです。vsモンテーロの首ねじり取りとか、vsGセルフの時はGセルフがF91ばりの回転ビームサーベル。45秒で一撃離脱とかシビれた!
「キャピタル・アーミィが、そんなもの使っちゃいけないんですよ!」
母親と同じ事を言ってるんですよね。
戦闘シーンといえば、カットシ―のジェットストリームアタック(?)もアツかったです。


宇宙海賊ことアメリア軍も、つい最近までキャピタルタワーに近づけなかったと言う。


ベルリ「トワサンガって、フォトンバッテリーを運んでくれるスコード教の聖域、神聖な場所なんですよね」
アイーダ「それを信じているんですか?!」
クリム・ニック「Gセルフがトワサンガで製造されたものだとしたら……」


来週は宇宙ですから、遠からずトワサンガの事もわかるでしょう。戦艦メガファウナが広げるミノフスキーフライト。見た目は光の翼とか月光蝶を思い出させますが。


個人的に好きなやり取り。
クリム・ニック「なあ貴様、アメリア軍に入隊しないか」
ベルリ「!……中尉の位をくれるのなら、入隊します」
クリム・ニック「それでは私の階級と同じだ!」
ベルリ「だって、イジメられたくありませんから」
軍人嫌いの監督らしいです。


最後のアイーダ嗚咽シーンは強く印象に残りました。このシーンだけではないですが、アイーダさんの中の人の熱演はこの作品を支える強い力になってる気がします。


来週は「強敵、デレンセン!」スリリング過ぎるから観なくていい!って言われてもそんな。