上伊由毘男のブログ

ライターやってます。お仕事のご依頼は[skiccoあっとgmailどっとcom]まで。お待ちしております。

自分の都合で格差是正を叫ぶリベラリスト

先に言っておくが、一票の格差については、最高裁違憲状態を認めている以上速やかな是正が行われなければならない。私自身は、三分の二再議決がある衆議院は全国区(比例代表非拘束名簿方式)が好ましいと考えている。
それはそうと。


格差問題@一票の価値 - Chikirinの日記

ワーキングプアならぬ“ボーティング・プア”(voting poor)として、有権者社会の底辺に暮らす860万人。彼らは法律にも行政にも顧みられることなく、もう何十年もずっと社会の底辺に放置されています。

一方で、ひとりで何票もの票を与えられた“権利富裕層”達は、これからも悠々と“所得保障”や“オラが村の郵便局への税金投入”など様々な権利を勝ち取っていくことでしょう。


その860万にはおおむね都市部に住み、さまざまなインフラ等の整備が優先して行われ、都市の利便を享受していることを指摘せねばなるまい。時には死にまで追いやられるワーキングプアと同列に語るべきではない。だいたい、選挙なんて基本多数決なんだから元々都市部の有権者が有利になるに決まっている。それでは「国」を考えるときにアンバランスになるかもしれないからというのが、現在の一票の格差を生んだ原因ではないのか。そうした経緯をまったく無視してあるいは見て見ぬふりして「権利富裕層」だの「ボーティング・プア」だの言うのは、「持てる者」得意の何かの煙幕か。


そもそも一人区は小選挙区制と同じで死票が多く結果が増幅されやすい。今回の選挙でも総得票数では民主が自民を上回ってたという報道もあるようだ。農家戸別所得補償や郵政民営化見直しを掲げた民主党国民新党がともに議席を減らしたことを考えれば、「一票の格差」が自民勝利の原因だというのはミスリードではないのか。


普段リベラリスト地方切り捨てが嫌なら都市部へ引っ越せばいいと軽々しく言うが、そんなに一票の価値が大きいのがよければ地方へ引っ越せばいいだろうが。
何がボーティング・プアだ。
普段、弱者を隔離切り捨てせよと言ってる者が都合のいいときだけ弱者ヅラするとかおちゃらけってレベルじゃねーぞ