上伊由毘男のブログ

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25日目:コンビニに公取委のメスは通用するか

コンビニ24時間強制は「独禁法違反」 公取委が改善要請
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63336240S0A900C2MM8000/

コンビニのフランチャイズシステムでは、本部は加盟店の資本や人材を使って事業を広げ、加盟店も本部のブランド力やノウハウを得られる利点がある。対等な事業者どうしの契約のはずだが、立場の強い本部が加盟店に圧力をかけたり、一方的に約束を破ったりする構図に陥りやすい。
09年にはセブン―イレブン・ジャパンが加盟店に対し、売れ残り商品の値引き販売を不当に制限したとして、公取委独禁法違反(優越的地位の乱用)で排除措置命令を出した。
02年に定めたフランチャイズ分野の独禁法の運用指針では、値引き販売の制限や仕入れの強制は優越的地位の乱用にあたる恐れがあるとの解釈を示している。


10年も20年もやってるんですよねこの話。それでも“立場の強い本部が加盟店に圧力をかけたり、一方的に約束を破ったりする構図”は崩れません。


最近セブンイレブンが「エシカルプロジェクト」と称して、消費期限が近い商品はnanacoポイント5%(通常は1%)とかやってますけど、公取向けポーズなんかな〜って思いました。これもまた本部の施策であって、店舗側の裁量ではないですけどね。


働く人がつらくないコンビニになってほしいものです。