上伊由毘男のブログ

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映画「ゴールデンカムイ」(実写版)を観てきた

ゴールデンカムイはアニメをずっと観てるのでどういう作品かは知ってるつもりだが、本作はどこからどうみてもゴールデンカムイだった。
「コレジャナイ」が無い。
漫画やアニメを実写化すると違和感が出てしまうことが往々にしてあるが、本作についてはそれが無い。全く無い。特に山田杏奈演じるアシㇼパが見事にハマっていて、もう完全に山田杏奈=アシㇼパだった。
実は子供時代のアシㇼパとして子役も出てくるのだが(これはこれで好演だったが)やはりアシㇼパは山田杏奈で良かったとまた次の瞬間に思わせられる。
作品全体としてはよくまとまっていて、アニメ版よりわかりやすく、予備知識無しでも楽しめると思う。
続編やる気マンマンみたいなので、楽しみだ。

映画「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」を観た

ああ楽しかった。何も考えずに観れる娯楽映画は楽しいね。前作を観ていただけに、観に行く前は「こんなん劇場で観るもんじゃねえだろ」とか思ってたけど、劇場行ってよかった。
くっだらない内容なんだけどさ、それだけに頭からっぽにして楽しめる。鑑賞後は背負ってた荷物をおろしたような楽さとスッキリ感があった。
前作もそうだったけど、<現代パート>とのメリハリがいい塩梅なのかもしれない。
続編ではあるがたいした内容ではないのではじめての人も気軽に観れると思う。

映画「首」(R15+)を観た

北野武監督作品を見たのは今回がはじめてである。


戦国時代。荒木村重の謀反から本能寺の変を経て秀吉と明智光秀が雌雄を決するまでを描いている。北野監督がマスコミに発言したとおり、同性愛シーンが目立つ。
そしてバイオレンス。戦国時代に人が殺されるのは当たり前だとばかりに、ばんばん殺されていく。殺す者がいて、殺される者がいる。この戦国時代の当たり前を映像化している。
武将同士の同性愛も当たり前だったのかもしれない。
そういう意味では、当たり前の時代劇で、それを描くにはR15くらいにはなってしまうということだろうか。
当たり前の時代劇を観れて良かった。確かにこれはテレビでは無理だ。

映画「ドミノ」(原題:HYPNOTIC)を観た

まあ面白かったけど……うん、「けど」がついちゃうかな。上映時間94分と最近の映画としては短めのはずなのにそんなに短く感じなかった。ジャンルとしてはSFアクションスリラー映画らしい。

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映画「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン)を観た(ネタバレ)

面白かったー!
今回はシネマサンシャイン池袋のシアター5で観たんだけど、スクリーンがすごく大きくて、しかも映画の縦横比がスクリーンの縦横比と一致してたらしく、余白が無いのがうれしかった。いつも映画館でスクリーンの大きさが足りないと思ってたので。IMAXは額縁上映が不評なので回避した。

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映画「沈黙の艦隊」(実写版)を観てきた

面白かった
ただストーリーの進み具合がゆっくりで、それがじれったかった。説明必要な背景だからしょうがないんだけど。
主人公の海江田四郎を演じる大沢たかおがすごいいい意味で不気味で、それがかっこよかった。
明らかに続編作る気マンマンなんだけど大丈夫だろうか。俺が観た回はけっこう椅子うまってたようだけど。
原作はちょっとだけ読んだことあるんだけどこんな話だったっけ?とは思った。まあ当時は米ソ冷戦時代だから現代風にアレンジは必要だけれど。肝心のテーマは不動のように感じた。
B’zが楽曲提供しadoが歌う主題歌「DIGNITY」もエンディングにぴったりだった。

映画「グランツーリスモ」を観た

プレステのゲーム「グランツーリスモ」が映画化される、それも、グランツーリスモで腕を磨いたプレイヤーが本物のレーシングドライバーになる話と聞いて、コロコロコミックのホビー漫画みたいだなあなどと思ったらなんでも実話を元にしているらしい。それでぐっと興味がわいてきて観てきた。


とにかくレースシーンの迫力がすごい。
一方でストーリーの方はあたかも主人公がトントン拍子にレーシングドライバーになってるように見えてしまって、あんまハラハラドキドキしなかった。それだけの才能があったからこそレーシングドライバーになれたという意味に受け取った。家に閉じこもってゲームばかりやってるもやしっ子が、どうやって何Gも受け止める肉体を作ったのか興味があったのだが、そういうシーンはなかった。
最後の方でいきなりル・マンに挑戦するあたり、才能があったからできたんだよですませてるんだろうか。
もう少しストーリーに起伏があると良かった。