上伊由毘男のブログ

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フルドレスってまぶしいんだから! ガンダム Gのレコンギスタ第24話「宇宙のカレイドスコープ」 #gレコ




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ロボットアニメが誕生しておよそ半世紀、ガンダムだけでも35年の間に非常にたくさんの作品が作られたわけですが、それでもこんな鮮烈な作品がまだ出てくるってことに驚きました。そういう回。


【注】ファーストインプレッションを大事にしたくてあんまり予習していません。そのためウェブや雑誌で公開されている情報を知らないで書いてる場合があります。



ドレット艦隊とアメリア艦隊でキャピタル・アーミィを挟み撃ちにする作戦、そのための停戦協定だというグシオン総監。
クリム「宇宙世紀戦争時代のトラウマを引きずっている連中などは、信用できません!」
一方キャピタル・アーミィ。前線に自ら出陣するというジュガン司令を「戦争をしたがる地球人というのは、腐りきっている」と唾棄するクンパ大佐はトワサンガの人。
フルムーンシップでは、新型モビルアーマーモビルスーツが次々と。
ヤーン「カバカーリーって、クンタラの守護神の名前なんですか?」
マスク「いや。クンタラの魂の安住の地、カーバの守護神、カーリーと言うのが正しいですね」
クンタラを背負って戦うマスク、つまりルイン・リー。
マニィ「ここの人たちって、軍人に憧れているみたいですね」
マスク「ビーナス・グロゥブを見てきたのだろう。平和すぎるとあのような人もでてくるのさ」平和ボケさもありなん、といったところでしょうか。
ルインに戻ったマスクに、ベルリと友達になってくれと頼むマニィ。
マスク「それはダメだ。あいつは母親の家系の力で、将来の長官の道を約束されているようなヤツだからな」「アメリアの総監の娘とも手を組んだのだから、独裁者のようなものになる!」
マニィは、ベルリとアイーダが姉弟だということ、二人はトワサンガのレイハントン家の末裔で、地球に亡命してきたことを説明するが。
マスク「それが本当なら、ますます権力者になる血筋じゃないか!人に食われる過去を持つクンタラなど、虫けら以下に扱うやつらなんだよ!」


ユグドラシル戦アツかったですね。正四角錐って言うんですかね。巨大モビルアーマーと言えばビグ・ザムにもα・アジールにも脚(に見えるもの)が付いてたりしたわけですが、そもそもモビルアーマーに手足いらなくね?って突き詰めた結果の形でしょうか。そういやジロットもコンキュデべヌスも手足なかったし。グルっと一周してエルメスタイプに戻ったってことですかね。エルメスもあんなカッコで機動力バツグンですし。ラフレシアも手足無い代わりに無数のムチ(?)が付いてましたが、ユグドラシルにいたってはビームのムチ(テンダービーム)とバリアで攻守最強。
ユグドラシルを操るのはバララ・ペオール。アメリア艦隊を全滅させるという。それを持ち込んだのは、フルムーンシップのジット団と、マニィ。そのマニィにバララが耳打ちする。
「アタシはいっぱいいい思いをさせてもらったから、大事にすんだよ」
もうマスクの心は自分のものにならない、それを自覚しつつも、せめてマスクの前ではイイ女でいたい、と思ったのでしょうか。
バララ「あの小娘を殴り飛ばしてマスクに嫌われるのもイヤだが、何もできない女だと思われるのはもっとイヤだ!ユグドラシル、あたしの運勢を占え」「ドレットとアメリアの艦隊が勢揃いなんてさ、おバカさん」
そんなバララをマスクは慮る。
マスク「バララ、戦場に嫉妬を持ち込むと死ぬぞ」
しかしその想いもバララに届かない。
バララ「ふふっ!マスク、あたしはパイロットとしては完璧だ!あんな小娘なんかと比べるのなら、こうしてやるよ!」脳みそが強化されてるような描写もあり。
行き場のないバララの想いのように、次々に艦隊を破壊する宇宙に光るユグドラシルの木。レコンギスタにこだわったドレット将軍の艦も沈む。
GアルケインのフルドレスとGセルフのコピペシールドでテンダービームを防ぎ、ユグドラシルの懐に飛び込むベルリのGセルフ。
ベルリ「艦隊まるごと破壊することが、どういうことかわかれ!!」
バララ「ベルリか!」
ベルリ「バララ・ペオール……!」
伝家の宝刀・突然フルネーム!
爆炎につつまれるユグドラシル。戦いは終わったはずだったのに、一筋の光がGアルケインの守るラトルパイソンのブリッジを直撃!目の前で起こったことが信じられないアイーダ。ウッソの母さんが死んだ時思い出しますね。
ベルリ「あんなものを再生させたビーナス・グロゥブなんて……そんなフルムーンシップに、マスクは合流してあれを持ちだしたんだ」


ていうかもうどう考えてもみんなで最後にラインダンスする雰囲気じゃないんですがそれは。