上伊由毘男のブログ

ご連絡は mail at skicco.net までお願いします。このサイトはアフィリエイトを使用しています

だからクンタラってなんなんなんな(ry ガンダム Gのレコンギスタ第20話「フレームのある宇宙」 #gレコ




前回はこちら


先週のおさらい。
トワサンガのハザム政権の意をうけてGセルフを奪い取ろうとするジット団。その手引をするフラミニア先生。
ベルリ「この機体は両親からの遺産です。ユニバーサルなものじゃないんです。僕と姉とラライアだけのものなんですよ!」
フラミニア「宇宙で使う道具は、誰にでも使えるものでなくてはなりません!」
ベルリ「Gセルフだけは違うんです!」
フラミニア「それはタブー破りです!」
(グサッ)
フラミニア先生すごい。ってか「それはタブー破りです!」って汎用性高い気がするので積極的に使っていきたい。


【注】ファーストインプレッションを大事にしたくてあんまり予習していません。そのためウェブや雑誌で公開されている情報を知らないで書いてる場合があります。


ザンクトポルトからのトワサンガからのクレッセントシップからのヴィーナス・グロゥブからのオーシャン・リングって、どんどん舞台というか背景が変わって進み方がなんかRPGっぽいですね。Vガンダムの時、そんな話があったような気もしましたが。


アイーダ「この円盤が直径100キロメートルで、水深150メートルの海があるんですって?」
ドニエル「そのデスクの天井が3000メートルってんだろ」
ヴィーナス・グロゥブの上にあるというオーシャン・リングのサイズなんだよ目眩がする。直径100キロの人工構造物ってなんだよ。いわゆるスペースコロニーが直径6kmですからね。
クレッセントシップに、ヴィーナス・グロゥブ、オーシャン・リング。デカいのがどんどん出てきてなんか感覚狂いそう。冒頭のGセルフを運ぶシーンでモビルアーマー・ジロットの大きさがわかる。ビグ・ザムとかα・アジールくらいはあるんじゃね。ジロットはファンネルみたいな武装も使ってみせてましたけど、実はオールレンジ攻撃自体は現在(西暦2015年)の技術でも似たようなことはできてしまうので、すわサイコミュか?ってのは保留。
戦闘シーンではジャスティマのビームローター(?)とか、ジャイオーンのビームの爪みたいなのをバリアっぽく使って見せてるのがいい感じでした。Gセルフの謎シールドとか、残像が残りそうな機動性能とか、なんか歴代のあらゆるガンダムの力が入ってるみたいですね。


ベルリ「ジット団は、僕達をクンタラにするって言ってるんです」
えっ。えっ。クンタラに“する”って何?あとからなれるもんなの?
アイーダ「私はあの人たちの食料にされるのは嫌です」
えっ。えっ。クンタラって食えるの??
そのジット団の親玉ことキア・ムベック。
「ロザリオ・テンで千年の夢をむさぼっている連中に、現実というものは戦い取るものだということを教えてやる。地球人は地球の寄生虫なのだから殺菌するだけだ」
ジット団もレコンギスタをとなえている。トワサンガで作られたGセルフを地球人が作ったものと言っていた。ヴィーナス・グロゥブの人にとっては、トワサンガも地球の一部だということでしょうか。
トワサンガの人間であるクンパ大佐も「つくづく地球人は絶滅していい動物の中に入るな」と言ってました*1。地球人を唾棄しながら地球への強い思いをむき出しにするってのは、なんというか、考えるものがありますね。


パイロットたちのウォークライにも入れず、隠れていることしかできないと感じてしまうノレドは、さびしそうです。
ベルリ「ノレドー!どうした?具合悪いのか?」
ノレド「また、モビルスーツ戦をやるんだろ」
ベルリ「こんなところでやるつもりはないよ。ノレドは安全な場所に隠れているんだ。いいな」
ノレド「うん、あたしは、隠れる……」
ベルリの優しさなんでしょうけど。


ふと思ったんですけど、実はこのGレコの話自体が、壮大な劇中劇とかってことはないんでしょうかね。


*1:第9話「メガファウナ南へ」 http://skicco2.hateblo.jp/entry/2014/11/23/124435