上伊由毘男のブログ

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テレビとネットは二者択一ではないし対立する必要もない


インターネットがどんなに普及して人々の生活に欠かせなくなっても、以前よりそのパワーは落ちてるとはいえ(地上波)テレビがモンスターメディアであることには変わりありません。


現時点で、地上波テレビがインターネットに対し圧倒的に優位なのは、その同報性です。USTREMで何千、何万の人が見てたとしても、テレビの視聴率1%にも敵わない。あくまで数字上の話ですけど。
その意味で、テレビの内容を語る場として、一種のコミュニティとしての役割がインターネットにあるのでしょう。だから、話題になる番組はリアルタイムで見てネットであれこれ語りながら見るのが楽しい。テレビとネットは、お互いの魅力を高めあってる、とも言えるかもしれません。



テレビにぶら下がるインターネット - あざなえるなわのごとし

「テレビ発の情報」が編集・改編され、抜粋され、ネットに投下され話題のエントリーになってしまう現状って何なんだろう、と。

まとめが重宝されるように、今や一次ソース(テレビ、雑誌など)よりも恣意的だろうが何だろうが加工された二次ソース(まとめや記事など)が一次ソースに勝ってしまう場面が多々ある。
まとめを目の敵にするひとは多いのに、テレビ番組にぶら下がり流れた情報を編集しただけのものは叩かれづらく重宝されてしまう。


まとめサイトの是非についてはひとまず置いておいて。
“加工された二次ソース”が重宝されてしまうのは、一次ソースにアクセスする方法がない、からなのではないでしょうか。
ネットで、昨日ホニャララの番組でこんなことがあった、と話題になってたとしても、“自分で”録画しておかない限り確認する方法がありません。そこへ、画面キャプったまとめがあれば、やっぱり見ちゃうのではないでしょうか。そしてそのまとめがおかしい!となれば、ブコメとかでちげーよ的な意見が並んだり。これまたネット的だなと感じます。
新聞ネタのまとめサイトもそうで、ネット上にある新聞社の記事はだいたいある一定期間後に削除されることがしばしばです。そうなると、あとで検索して出てくるのはまとめサイトばっかり、なんて事態になっています。まとめサイトから元ソースにリンク貼ってあっても、飛んだら掲載期間が終わってるとか。そうなるとまとめサイトでしかその記事が読めない、と。


こうした現状にモヤモヤするのは同感ですが、現状を鑑みると、まあそうなっちゃうよねえ以上に言いようがないのが正直なところです。


テレビ局が全番組をネットで見逃し配信してくれたり、新聞社のサイトが古い記事も含めオール公開してくれれば、こういう現状もまた変わるのかもしれませんが。