上伊由毘男のブログ

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左利きのおもいで

私は生来左利きで。幼いころ字を書くのだけは父親に矯正されて、今は字を右手で書いています。「日本語も英語も右で書くようにできている」というのが父の言い分で、それが正しいかどうかは定かではないですが、確かに右のほうがいろいろ便利なので父には感謝しています。子供の頃はどっちでも字を書けましたが、今はもう右でしか書けないです。


この記事を読んで、私も昔さんざん“ぎっちょ”と呼ばれてた事を思い出しました。



ぎっちょ - ひっそりと


私は、書き物以外はほぼ左手です。とはいえ、最近の道具であるマウスやスマフォについてはなぜか右のほうが使いやすく感じてたり(左でも使えますけど)。


東京へ出てきてからは、左利きの知り合いも増え、それがコミュニケーションのきっかけになったりすることもあるので、左利きも悪くないなと思うようになりました。


田舎の地元で社会人になったばかりの頃、会社で新人歓迎会と称した飲み会がありまして。小さな会社だったので社長以下ほぼ全社員参加でした。私が食事している所を見た社長に「お前、ぎっちょか」と訊かれたので、考えなしに「はい」と笑顔で返事をしたら、汚いものを見るような目で「良くねえな」と言われたので、こいつ死なねえかなと思ったこともありましたが。


まいんちゃんこと福原遥さんも左利きだけど、番組で料理するときは右手で包丁などを持ってたらしいですね。
ドラマの食事シーンなどでも、左利きの人はまず見ません。左利きの役者さんも右利きの演技をするのか、役の幅が狭くなるので役者志望の人はさっさと右に直しているのか。
テレビで左利きを見るのはせいぜい刑事ドラマなどで、
「傷口の角度から見て犯人は左利きです」
「世の中の左利きは私だけじゃない」
こういう、何かの取っ掛かりになる時ぐらいです。


私が生まれた頃のヒット曲で「わたしの彼は左きき」ってありましたが、あの時代であの歌が流行ったのすげえなって思ったり。