上伊由毘男のブログ

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職業に貴賎はないが、人間に貴賎があるのが日本

米国では「努力しないと一生マクドナルド店員」は差別でない(NEWSポストセブン) - エキサイトニュース
アメリカの話。

「どんな仕事を得るかも、年収をいくら稼げるかも、本人の努力の結果、と考える国だからね。『一生涯、ファストフードの店員』なのは本人の責任であって、彼らを見下しても差別とは見なされないのよ。だいたい『職業に貴賤なし』なんて、アメリカじゃ誰も信じてないかも……」

まあ日本だって“職業に貴賎なし”なんてタテマエでしかないが。
それ以前に、年齢だの親の職業だの家族構成だのでスタートラインに立たせないのが日本だけどな。
おまけに、職歴のある人間より新卒がいいと言っておきながら、最近の若者は使えないとか言いながら育てもしない。
人が来ない人が来ないと言いながら、給料は上げずに即戦力を安く使おうとする。わがままなのは求職者ではなく雇用主だろう。
それを、本人の努力ではどうにもならない家族のことだの、今から取り返しのつかない過去のことばかりほじくりかえして、難癖付けて選り好みしたり安く買い叩こうとする。
わけがわからないよ。


まあお前の会社が引きも切らない人気企業ならそれでもいいんじゃねとは思うがな。