上伊由毘男のブログ

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負け組は勝手に死ねって思ってる皆さん、お望みどおり今日も大勢死んでます

自分は大丈夫って思ってる人はなんなんだろうね。自信があるのはけっこうだが、人の命を大切にしない社会での生き心地はどうだい。
失業、生活苦の自殺急増 政府の10年版対策白書 - 47NEWS(よんななニュース)

白書に盛り込んだ警察庁の統計によると、09年の自殺者は3万2845人。原因別で見ると「失業」は1071人で前年比65・3%増、「生活苦」は1731人と34・3%増となった。

ざっくり毎日約90人が死に追いやられている。
失業とか生活苦とか、相変わらず金で解決できる問題が多い。そういう人たちに生きることすら認めない、救う必要がないというならば、何のために国や社会はあるのだろうか。勝ち組の皆さんは、負ける奴がいるから勝てるのだと言うことを理解して欲しい。どんなに努力したって能力があったって、みんなでヨーイドンしたらトップとビリになるやつが出るってことを忘れないで欲しい。
「負け組なんて能力がないから負けるんだろ適者生存だヒャッハー」って言ってる人は、それを放置すると今度は自分が負ける番になる可能性がどんどん増えていることに、敗者復活が出来ない社会は独占を招き、活力の源である競争も失われてしまうことに、気づいているのか。


毎日約90人、1時間に3人以上自殺してるとありふれすぎててマヒしてくる。中国の工場で自殺者が出るのは気にするが、毎日のように自分の周りで自殺者が出ても「よそで死ね」とか思うようになってしまう。
Togetter - まとめ「東京の通勤電車で何見て思う - 何故そんなにしょっちゅう"人身事故"があるのか?」
死ぬほどに追いつめられた人間は死んだあとのことなど考えられない。なぜなら正気を失っているから自殺するのだ。語弊を恐れずに言えば、正常な精神や判断力があれば自殺などしない。
病んでるから自殺する。それも突発的に。会社へ行くためにスーツにネクタイで駅のホームに立ってても、ここへ飛び込めば今の苦しみから逃れられると思うから自殺する。そういう状態の人に「死ぬ気になればなんでもできる」などと言うのは、まさしく死者に鞭打つようなものだ。
せめてできることは、この社会が、誰でも(そう、誰でも)生きていていいのだと、生存することに寛容になることだ。
とはいえ、私は失業や生活苦で困ってる人に仕事やお金を与える力はないから、私一個人では「生きていてもいいんだよ」と声を掛けることはできない。
だから、だから、社会として、国として、それを行って欲しい、命ある人が自殺せずにすむ環境求めて訴えるのだ。


失業者が生きてたっていいじゃないか。今やみんな明日は我が身なんだよ。