上伊由毘男のブログ

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お医者さまでも草津の湯でも自殺は止められない

我々は、自殺戦争とも呼ぶべき状態に生きている。
正社員でも生活できない 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

142 : アカムツ(大阪府):2010/05/17(月) 22:51:55.71 id:LdmtTwAD
たかが労働なのに日本は戦場にでも出て行くかのような感じだよね


145 : アカムツ(東京都):2010/05/17(月) 22:54:35.93 id:nL21Wq2z
>>142
この国はずっと戦争やってるようなもんだよ
というか戦争より酷い
イラクでだって毎日100人、年間3万人も
死んでないんだから

自殺なんか死にたい奴が勝手に死んでるだけだろ、などと言うなかれ。好きで死んでる人間などいるものか。死んだ方がマシな状態に追いつめられている人がそれだけいると言うことだ。
20〜30代の自殺、過去最悪 失業や過酷な労働条件で追い込まれ (3/3ページ) - MSN産経ニュース

 今回の自殺統計では、20〜30代だけでなく、全年代で経済情勢悪化に伴う動機が目立っている。「生活苦」が前年同期比34.3%増、「失業」が65.3%増と大幅に伸び、働く人の精神面対策の必要性が浮かび上がっている。

緊急措置としての精神面対策は重要であろう。しかし、一時的に自殺を思いとどまらせたとしてその後どうするのだ。残念ながら哲学者でも神様でもお医者さんでも、答えは持っていない。
本気で自殺を防止したいのなら、あなた自身やあなたの大切な人が自殺を考えるような状態に追いつめられたときに「なんとかする」仕組みが必要だ。
低収入、ストレス病の夫が捨てられる!? 家族崩壊を招く「謎のうつ100万人時代」|格差社会の中心で友愛を叫ぶ|ダイヤモンド・オンライン

 タバコの健康被害はよく知られているが、同じように孤立は知らぬ間に心を蝕み、貧困、果ては自殺をも招きかねない。

特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク」では、自殺の10大要因として、うつ病のほかに、家族の不和、負債、身体疾患、生活苦、職場の人間関係、職場環境の変化、失業、事業不振、過労を挙げており、これらが連鎖しながら「自殺の危機経路」を形成する、としている。

この「自殺の10大要因」はどれをとっても、いつ自分の身に降りかかってくるかわからないものばかりだ。交通事故や地震や火事にはみな注意も備えもするだろうが、こうした「自殺の危機経路」についてはあまりに無頓着すぎやしないか。
よく言われることだが、うつ病には休養が必要だ。仕事が自殺の原因なら休職、転職も選択肢だ。そうしたときに、とにかく、「あなたは生きていてもいいのだ」と支えるような仕組みが欲しいのだ。
それが「働かなくても生きていける社会」であり、その構築が自殺の防止、あなたやあなたの大切な人の命を守ることにつながる。


まとめると、金だよ金。自殺防止のキャンペーンで広告代理店に払う金があるなら、今困ってる人にわたるようにしろ。生活保護を受けている人の中には、後ろめたさから死を選ぶ人もいるという。そんな悲しい連鎖こそ止めなければいけない。金で救える命があるのだ。


社会保障や福祉をやっかみ弱い者がさらに弱いものを叩くようなことは、自分の首をしめることになる。
このままでは自殺戦争の「流れ弾」にあたってしまうかもしれないことに気づいてほしい。