上伊由毘男のブログ

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幸せは金では買えないかも知れないが、貧困は貧困を呼ぶ

アリバイ作りみたいな雇用対策とか自殺対策とか焼け石に水だから、今生活に困ってる人にちゃんと金が行き渡るようにしろってことだ。
お金が無いことによるストレスが病気をまねくというレポートがあるそうだ。
お金が無いというストレスは病気になりやすいらしい : ライフハッカー[日本版]

ストレスのない人に比べて、
睡眠時間が少なくなる傾向が、13倍以上である。
深刻な不安を抱える状態が、7倍以上である。
他人に八つ当たりする傾向が、ほぼ7倍である。
深刻なうつ状態になる傾向が、6倍近くある。
潰瘍や消化器系の病気になる傾向が、4倍である。
心臓病や偏頭痛になる傾向が、2倍である。

睡眠の障害は様々な病気や怪我の原因になる。うつ病は自殺の原因にもなる。精神的な不安や八つ当たりは事件事故の原因になる。消化器系の病気や心臓病などは医療費の増大につながる。
「俺は金があるから大丈夫。貧乏は自己責任」と言ってていいのだろうか。今は金があってもこのご時世今後どうなるかわかったものではない。ある日突然金銭的に不安定になり、それが様々な病気を招き、さらに困窮する、といった状態は決して極端な例ではないだろう。
だからこそ、生活の基礎になる部分は、社会全体で保証しなければならないのだ。たった一度の失敗で人生の敗北者にならないような仕組みが必要である。