上伊由毘男のブログ

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派遣村や生活保護には厳しくあたるが自らは文句を言わずタダ働きa.k.a.サビ残する人々

それは、本来もらえるはずのお金を雇用主にプレゼントしてるのだが気づいているのかいないのか。
会社でやめてもいいと思うものランキング。 ニートの海外就職日記

人として真っ当な感情を持った人間ほど生き辛さを感じる社会

サビ残はなくした方が良いとか言う以前にそもそも立派な犯罪行為なんだがw。客がコンビニからおにぎり1個盗んだだけでも通報されて窃盗で捕まるのに、サビ残、休日返上当たり前で有給もないことになってるようなクソ会社がやってるのは、家電量販店から32型の液晶テレビを抱えて堂々と正面出口から運び出すようなモノだぞw。それも常習犯な。今週は洗濯機、来週は一眼レフカメラみたいなw。マジで未払いのサビ残代だけで新車購入出来るような人もいるだろ? 家が建つような人もいるかw?

ようするにサビ残ってのは「残業代の不払い」だからな。「社員が勝手にやっている」というのは監督不行き届きだろう。
経営者的にはこんなに楽なことはない。さんざん人権侵害、給料泥棒しておいて、勝手に辞めたり死んだりしてくれるんだから。
そんなサービス残業はイヤだって思ってる人は多い。ネットでも悲鳴ともあきらめともつかない書き込みを見ない日はない。
でもなぜか無くならない。
Business Media 誠:ちきりんの“社会派”で行こう!:日本人が“やめられない”理由 (1/3)

 大半の学生は就職の時、ほとんど意味のない理由で会社を選びます。「会った人がすばらしい人だった」みたいな理由です。そんな適当な理由で入った会社でも、辞めるとなるとやたらと悩むのが不思議です。

 「こんなに早く辞めたくなるなんて、自分の頑張りが足りないのではないか?」と考える人までいます。でも本当は「生まれて初めて選んだ仕事が、自分の人生を賭けたい仕事であった」などという“運命の出会い”は起こらないのが普通です。

 年齢や経験に応じて仕事を変えながら、「これだ!」と思える仕事にめぐり会えばいいのです。いくつか経験することで、だんだんと自分のことも、やりたいことも分かってくるのですから。

 しかし、日本には「たとえ適当に始めたことでも、簡単に辞めてはいけない!」という道徳観があります。周囲もやたらと「速断すべきでない」というプレッシャーをかけます。「やめること」は「逃げ」とか「根性がない」とか言われ、「続けることに、やめることより高い道徳的価値を置く」のです。

入った会社が求人票や説明会での内容と違っていたとしても、どんなに理不尽で非人道的な扱いを受けても、「続けることに、やめることより高い道徳的価値を置く」ことが、会社を辞めることを、やり直すことを困難にしている。
だから企業は新卒を偏重し、学生も学業ほったらかしでシューカツし、一度入ったら求人票や会社案内と違ってても労働基準法をはじめ各種法律に違反してても異議申し立てしたり辞めたりすることができない。コンプライアンスなにそれおいしいのの世界。
「法律なんか守ってたら商売出来るか」
「苦労は買ってでもするのだからサビ残も当然」
「社会人とは理不尽に耐えるものだ」
そういう声が聞こえてくるのがすぐ想像できる。そして自分より楽をしてる(ように見える)者を批判し罵り白眼視する。そんなことをしても自分の環境が良くなるわけではないのに。


日本の労働生産性は先進国中最低だという。サビ残したり休出したり終電で帰ったり泊まったりの長時間労働したりでも、労働時間が短く定時で帰ってバカンスやシエスタをしているヨーロッパ各国に劣るのだ。
怒られるのを承知でいえば、日々仕事で苦労してる人は「無駄な苦労」である可能性が高い。きっと「わかっちゃいるけどやめられない」状態なのだろう。自分にも経験があるので想像はつく。
しかしこのままでは、それこそ国際競争力でも劣り、過労死や自殺は減らず、ワーキングプアには消費する金がない。こんなんでは日本経済がよくなるはずはないではないか。
みんなで幸せになるために今出来ることは、他人を罵ったりうらやんだりすることではない。自らを取り巻く環境を今一度見つめなおし、「屁理屈」「甘え」「怠け者」「世間知らず」「社会不適合者」の批判にひるむことなく、おかしいことはおかしいと声をあげるべきなのだ。