上伊由毘男のブログ

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劣悪な労働環境が人を死に追いやり、それを拒めば待ち受けているのは貧困と「自己責任」という非難、そして餓死

自殺と貧困から見えてくる日本 - 過労自殺へ追い込む長時間過重労働・人権侵害横行の職場環境|すくらむ
特に付け加えることもないので引用しない。そのままリンク先を読んで欲しい。これが日本では「よくある光景」という現実。
その現実は改善が試みられるどころか「会社のため」「経済のため」という理由で是認されている。人の命より金の方が大事にされるのが日本の会社(社会)の実情だ。
こうした現実を個人レベルで拒否すれば、「社会不適合者」の烙印を押され、仕事につくこともできず、事実上セーフティネットもない日本では死あるのみだ。今の日本で餓死なんてありえないって思う人は「餓死」で検索してみるといい。
こんなことをやってるうちに日本はその経済でも凋落し、働いても貧困から抜け出せないワーキングプアと毎年3万人以上の自殺者を生み出した。一人当たりGDPではセーフティネットが充実してるドイツにも大きく水をあけられている。wikipedia:国の国内総生産順リスト (一人当り為替レート)
日本の人口の大多数を占める労働者=消費者の健全な生活なくして、企業や経済の繁栄もありえないのだ。


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今日は自殺予防デーらしいけど、日本は死にたい奴は勝手に死ねって社会だよね